今、「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」という漫画が話題になっています。
こちらは週刊少年ジャンプに収録された読み切り漫画作品ですが、原作者が逮捕されたために連載が終了した人気作品「アクタージュ」の元になった作品です。
あ、そだ、今月30日の少年ジャンプ本誌にてストキン受賞作「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ!」が掲載となります。作画は宇佐崎しろ様(@uszksr )少年誌らしからぬ地味な話を華やかに昇華してくれてます!話は地味だが絵は可愛いぞ読んでやって下さい!月末ですが! pic.twitter.com/pxi7VgN6yO
— マツキタツヤ (@machi8mura) January 7, 2017
一体どんな物語なのか、アクタージュとの繋がりはあるのかなど、気になっている方も多いかと思います。
ジャンプの掲載号や試し読みの有無、感想やネタバレについてまとめました!
今回は「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ収録のジャンプを購入するには?試し読みできるかや感想やネタバレも紹介!」と題しお届けします。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ収録のジャンプを購入するには?
では早速第一話から…の前に第0話阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそから見ていきましょう。 pic.twitter.com/asaWPQ7SyB
— のり (@571127) August 13, 2020
漫画「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」は単行本になっていません。
読むためにはジャンプを購入するしかありませんが、いつのジャンプに収録されているのでしょうか。
どのジャンプに収録されている?
ジャンプ引っ張り出して読み切り「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」を読んでる。この頃のマツキはどこへ行ってしまったのか#アクタージュ pic.twitter.com/vs4I95O1KZ
— ソルト (@salt_kimetsu) August 12, 2020
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」は、2017年2月13日発売の週刊少年ジャンプ 2017年9号に収録されました。
こちらは原作志望者を対象とした新人漫画賞「ストキンPro」の準キングに選ばれた作品で、マツキタツヤ氏が原作、宇佐崎しろ氏が作画を担当しました。
当時、宇佐崎しろ氏は絵師で、ツイッターで相互フォローしていたマツキタツヤ氏から作画を依頼され、初めて漫画を描いたそうです。
才能がすごい…!
そしてこのコンビが後のヒット作「アクタージュ」を描くこととなります。
試し読みできる?
つづいて気になる内容ですが、こちらは単行本化していないため該当する号のジャンプを購入するしかありません。
デジタル版ジャンプ自体は試し読みができますが、ジャンプに掲載されている冒頭13ページのみ(この号では銀魂)となります。
ただ作品名で検索すると、一部の画バレはヒットするかと思います。
アクタージュの初期の雰囲気を感じられます。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそを読む方法は?
ジャンプの公式アプリ起動するときに連載漫画のキャラクターがランダムで表示されるのですが、たまにえっちなのが来るので油断できないですね pic.twitter.com/pmAwC44YL5
— あまにゆ (@shoukin500) August 10, 2020
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」を読むためには、週刊少年ジャンプ 2017年9号の購入が必要です。
過去の号は一般の書店では販売していないため、デジタル版を利用すると確実です。
週刊少年ジャンプは「ジャンプ+」というサイト、あるいはアプリにて購入できます。
ブラウザ版だとポイント、アプリ版の場合はコインという有料アイテムを購入し、それを該当号の購入に使用することで読めるようになります。
ジャンプの最新号は290円かかりますが、販売から一定期間経ったバックナンバーは250円となるので少しお得です。
週刊少年ジャンプ 2017年9号も250円で購入することができます。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこその感想やネタバレも紹介!
ジャンプ読みきりの『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』、とても面白かった。大学の映像コースに入学したはいいものの、流れ流されまったく違う方向に進んだ僕にとっては、いろいろ考えさせられるものがあった。 pic.twitter.com/CCaBo8aObR
— ▷▷トルコロック (@cosmiclab) February 2, 2017
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」はどんな内容なのか、「アクタージュ」との繋がりはあるのか見ていきましょう。
また、実際に読んだ方の声もご紹介します。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそのあらすじネタバレ
アクタージュ二話、ワクワクしながら読んでたら読み切り時代の【阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ】の主人公がちゃんと黒山さんと働いてて泣いてる
読み切りから数年後の世界観かな…? pic.twitter.com/oM6JZEkAOl— 🍓果報寝待(米無)🍓 (@kahonekoP) January 29, 2018
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」と「アクタージュ」は、同じ世界のようです。
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」の主人公は映像専門の高校に入学した柊雪(15歳)で、その学校のくせ者教師として登場するのが黒山墨字(30歳)です。
この二人は「アクタージュ」にも登場していて、ジャンプ公式の特設サイト「スタジオ大黒天」に掲載されている二人のプロフィールを見ると柊雪が20歳で黒山墨字が35歳となっています。
つまり「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」の5年後が「アクタージュ」の世界ということになるのでしょう。
では、以下が詳しいネタバレとなります。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそのネタバレ|柊と黒山の出会い
今週のジャンプの読切「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」が稀にみる映画製作をネタにするものだったのでいつか連載するといいなぁ😊😊 pic.twitter.com/p3llSbjAUs
— Jem (@blueajec) February 1, 2017
柊雪は幼いころから母が家に男性を連れて帰ってくると、朝まで部屋から出ずに映画を観て過ごすよう言われてきました。
15歳になると柊は映像専門の高校に進学しますが、そこで出会ったのは「お前らを歓迎しない」と公言する非常勤の教師・黒山墨字でした。
黒山は映画なんてスマホで撮れる、万人がクリエーターになれる大映像作家時代、こんな時代に何しに来たと黒板を叩き、柊は本当に教師なのかとヒいてしまいます。
ただ黒山が言った、自分の価値観を他人の物差しで測るなという言葉が刺さり、柊は黒山の弟子になりたいと思います。
さらに黒山が撮った映画を観て、今まで観てきたどの映画よりも本物だと感じ、黒山は自由を知っているから映画監督なのだと考えました。
その後、黒山は柊を飲み屋に連れていき、自分を評価しない奴らについて愚痴ります。
そして世界とは何か、自分とは何か、それはみんなが探していることだ、その一端を見つけたとき誰かに伝えたいと思うはずだと言いました。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそのネタバレ|お前という人間
#アクタージュ
前身となる 阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ を再履修しました。ここって馬橋公園じゃない?
共通の聖地じゃん!! pic.twitter.com/CmJeEHBXFZ— NAKUSA (@nanana7bump) February 17, 2020
柊は黒山の言葉に思うところはあったものの、映画のシナリオを書くという課題が進められません。
自分は空っぽだと思い、母親が追い打ちをかけるように「友達」が来たから部屋から出ずに映画を観ていてと言いました。
翌日、クラスメイトたちが渾身のシナリオを提出する中、柊は白紙の原稿用紙を黒山に見せます。
しかし黒山は描くべきものが分からないということを分かっているのは悪くない、日曜日に面を貸せと言いました。
柊が日曜日に連れていかれたのは、ウェブCMを撮る為のスタジオでした。
ただ黒山は脱毛クリームのCMなのに演者に毛が生えていないと言って監督を降り、代わりに撮れと言われた柊はスポンサーを殴ってしまって仕事は流れます。
手を出したことに落ち込む柊に黒山は、あそこで手が出るのがお前という人間だ、自分が何に感情を動かすのか知り、追求しろと言いました。
柊は自らを振り返り、これまで母親にされてきたことについて深く考え、向き合うと決めると、母親との対話をスマホで撮りました。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそのネタバレ|かかって来い
#wj09 。読み切りの『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』が素晴らしい!正直、原作も作画も荒くて粗い印象だけど、でもだからこそ作品自体の「引力」がハンパない。久々に良作に出逢えて幸せ。 pic.twitter.com/b8iPCJadVZ
— 舞一花(まいっか) (@maikka575) January 30, 2017
柊は、黒山とクラスメイトたちの前で母親との対話を上映しました。
対話の中で母は柊に謝り、お金持っている人と一緒になれば大学に行かせてあげられると思ったと泣き、柊はいい子ぶっていたことを謝る、そんな映像です。
ドキュメンタリーというには乱暴な代物、しかし柊は撮り終えたあとで誰かに見て欲しくてたまらなくなり、発表することにしたのです。
観終わった黒山は一通りダメ出しをしたあと、監督の誰かに観て欲しいという切実さが伝わってくる、これが映画だと言いました。
さらに自らを映画監督と名乗る覚悟を持ったとき、映画監督は生まれると言うと、柊にお前はどうかと尋ねます。
柊が映画監督だと返すと、黒山は今から商売敵だ、ぶっ殺すと凄み、もれなくクラス全員にヒかれます。
しかし黒山は怯まず、ここに来たのは自分が育つためだと言います。
一晩で超大作を描いてくるキモイ想像力、自分主演の映画を撮るために映画を学ぶキモイ自己愛、年不相応な真っ白さ、自分にない才能だから全て奪う、悔しかったら奪ってみろと続けました。
そして柊はかかって来いと言われて、大きく「はい」と返しました。
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそのツイッターでの感想は?
あ、そだ、今月30日の少年ジャンプ本誌にてストキン受賞作「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ!」が掲載となります。作画は宇佐崎しろ様(@uszksr )少年誌らしからぬ地味な話を華やかに昇華してくれてます!話は地味だが絵は可愛いぞ読んでやって下さい!月末ですが! pic.twitter.com/pxi7VgN6yO
— マツキタツヤ (@machi8mura) January 7, 2017
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」を読んだ人たちのツイッターが以下の通りです。
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」読んだ
今の自分が、映像や物語制作に片足突っ込んでいたり、制作で伝えたいこととかで悩んでいたのでとても刺さった— アカネ工場 (@akanefactory) May 20, 2020
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ、改めて読んだけど良いですね 覚悟を持った瞬間から映画監督が生まれる 頑張ろう
— いい浮か (@iiuka_) July 30, 2020
「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」をまた読んだ。ヒロインがアクタージュに出てるキャラと同じ名前じゃん!て思って調べたらそもそもアクタージュの設定が阿佐ヶ谷の数年後って話だった。なんか知らんけど謎の感動。こういうの好き
— はちむら (@hachimura_8) May 2, 2020
これから活躍するはずだった、読み切り阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこその、主人公柊雪が、今後見れないと。
116話で雪ちゃんが映画撮りたいって言ってたから、てっきりアクタージュでと、柊雪編があると思ってたし、黒山さんにも、出番は後だとか言われてたから、今後もっと活躍するはずだった— 柊 🍅🍅 (@hiiragi__tomato) August 10, 2020
阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそまとめ
今回は読み切り漫画作品「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」についてまとめました。
この作品が収録されたのは週刊少年ジャンプ 2017年9号だけで、試し読みはできませんが、ジャンプ+にてお得に購入することは可能です。
さらに感想やネタバレについてもご紹介しました。
人気作品「アクタージュ」を作ったコンビの第一作目である本作は、とても密度の高い素晴らしい漫画でした。
ぜひジャンプ+にて読んでみてください!
以上「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ収録のジャンプを購入するには?試し読みできるかや感想やネタバレも紹介!」と題しお届けしました。