2021年5月20日(木)発売号の週刊ヤングジャンプに掲載予定のゴールデンカムイ本誌279話のネタバレ最新確定速報をお届けします。
ゴールデンカムイ前話278話では、勇作の童貞防衛作戦が失敗に終わりました。
鶴見たちの突撃で花枝子が危ないと感じた杉元は全裸で応戦。
菊田の乱入で我に返ると、花枝子を連れて部屋から逃げ出します。
その途中、杉元と花枝子は勇作と遭遇しますが、花枝子は勇作と言葉を交わすことなくその場を後に。
花枝子は勇作ではなく杉元に求婚しますが、ハマ子の説得で結婚を諦めてしまいます。
菊田は杉元が陸軍に入隊すると宣言したことが引っかかるようですが…!?
ここからゴールデンカムイはどうなってしまうのでしょうか?
今回は「【ゴールデンカムイ279話ネタバレ】尾形は中央のスパイで菊田撃たれる!」と題し紹介していきます。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ考察
今週のゴールデンカムイ読みました
死んだ後に活躍する宇佐美すき pic.twitter.com/NfNKZOWbwN— 白の魔女キッス (@SilverWind_sub) May 12, 2021
ゴールデンカムイ前話278話では、陸軍への入隊を宣言した杉元に、「冗談だよな?」と語り掛ける菊田の姿が描かれました。
全裸の杉元は菊田から借りた軍帽で局部を隠していますが、その軍帽は戦死した菊田の弟のもの。
菊田は弟との間に何か重大な秘密を抱えていそうですが…!?
果たしてゴールデンカムイはどうなってしまうのでしょうか?
考えられる展開を紹介していきます。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ考察|なぜ菊田は地獄行きの特等席なのか?
ゴールデンカムイ278話でも「地獄行きの特等席」という言葉が出てきました。
過去回想に入る前と278話で登場した言葉ですが、一体菊田にどんな過去があるのでしょうか?
回想に入る前は、勇作の童貞防衛作戦で何かしら重大なミスを犯したのだと考えていました。
しかし、278話でもこの言葉が登場したということは、童貞防衛作戦よりも前に地獄行きの特等席に座るような出来事があったのでしょう。
この時点で分かっていない菊田の過去といえば、病死したという弟ですよね。
菊田は陸軍に入れば食べる飯には困らないと言っていました。
もしかして、貧乏だった菊田は弟を誘って陸軍へ入隊。
日清戦争に参加するも、弟は病気で死亡。
菊田は、陸軍へ誘って弟を殺したと、自分を責めているのではないでしょうか。
もしくは、もっとエグい過去があるとか…?
いずれにせよ、杉元に弟を重ねているのは間違いありません。
278話で過去回想は終了となり、来週以降は、菊田が地獄の特等席に座る理由が明かされるかもしれませんね。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ考察|菊田が鶴見の下で働くようになったきっかけは?
当時、第一師団に所属していた菊田。
なぜ鶴見の下で働くようになったのでしょうか?
時系列で考えると、菊田が鶴見についたのはこの時期だと考えられます。
- 1899年…杉元が故郷を去る
- 1901年…杉元東京へ←今ココ
- 1902年…鯉登誘拐事件(すでに菊田は鶴見のもとで暗躍)
実は菊田の弟が病死した日清戦争は、戦死者よりも病死者が多いことで有名。
衛生環境が悪く、伝染病が流行ったことが原因だと言われています。
また、ビタミンB1の欠乏で起こる脚気で死亡したものも多く、栄養状態が良かったとはいえません。
菊田は弟の死を憂い、中央に反旗を翻そうとしたのではないでしょうか。
そこへつけこんだのが、鶴見中尉だと考えられます。
しかし、アイヌの事件をきっかけに、菊田は鶴見にも失望。
有古に「俺につけ」と言っていることから、菊田は中央も鶴見も信じていないことが分かります。
ゴールデンカムイ279話以降は、菊田がどのように鶴見に言いくるめられたのか描かれるでしょう。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ考察|花枝子のモデルは誰?
過去回想において強烈な印象を残した花枝子。
ゴールデンカムイ278話において、彼女のモデルが判明しました。
花枝子のモデルとなったのは、渋沢栄一の2回目の結婚相手・伊藤兼子(いとうかねこ)でしょう。
名前も似ていますし、両親が大富豪だったという設定も一緒。
実際、伊藤兼子もバザーなどの慈善活動をしており、完全に花枝子と設定が被るのです。
まぁ、278話で登場した花枝子の未来図に、渋沢栄一そっくりの男性が描かれていたので、花枝子のモデルが伊藤兼子であることは間違いないでしょう。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ考察|279話への感想・予想ツイート
以下がゴールデンカムイ278話を読んでの感想、これからの予想をしていたツイートの一部です。
「俺は地獄行きの特等席だ」回収!…にはなってないよねまだ
「人を殺せば地獄行きだと?それなら俺は特等席だ」は戦場で人殺しまくった過去を想起してのもの それほどの重みを持って引用された菊田の言葉なのだから、杉元は菊田から絶対その背景を聞いている筈 来週あたりに菊田が語り出すかな?— ひなび (@hinabiru17) May 12, 2021
そういえば菊田さんってこの頃まだ第七師団入る前なのに、すでに地獄の特等席ってどういうことや?イポプテ父の件以外にもなんか負い目があるってことか
弟さんの話かな
わからんくなってきた〜早く単行本で一気に読みたい— 月宮 (@tsukimiya7) May 12, 2021
尾形の偽勇作(杉元)見て半笑いだったのは両親に愛されててもこんなやさぐれたような粗暴でその場に流されてヤっちゃいそうな奴でほっとして、本物はやっぱり見るからに清廉潔白な育ちの良いお坊ちゃんでがっかりしてのあの表情なのかな
— 稲 (@jaimemomoclo) May 13, 2021
(まずこの杉元の夢が事実だという前提から疑ってるんだけど、尾形と勇作がホテル廊下ですれ違ったことは事実と仮定して)
勇作は兄の存在から知らないのか?幸次郎そっくりの目元なはずの尾形に勇作は何も思わなかったのか?
勇作からは尾形の顔が見えなかったのか?— はやぶさ (@falgavi_ogt) May 13, 2021
勇作さんが自分と同じ人間的な面を持っていると期待してたけど偽物だって分かったから スンッてしてたけど普通に完全無欠の高潔聖人だったら兄への態度は腫れ物を触る感じになると気がついていない尾形百之助
お前さんの弟だいぶ人間的だぞ。君限定だけど
— 香木うさぎ (@Mof2Shipo) May 12, 2021
ゴールデンカムイ279話ネタバレ
ゴールデンカムイ第278話
「花枝子お嬢様とふりちんノラ坊」サブタイトルやべぇ… pic.twitter.com/hvQnF48eBn
— ずんとぞん (@zunkzonk) May 12, 2021
ゴールデンカムイ最新話279話の内容がわかりましたので、文字のみでお届けします。
ここからネタバレを含みますので注意してください。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|ふりちんでいいことをしゃべる杉元
軍帽で股間を隠しながら、なぜ地獄行きの特等席なんていうのか尋ねる杉元。
その理由は、やはり菊田が弟を陸軍に誘ったからでした。
貧乏だった菊田は「飯が食えるから」という理由で弟と一緒に陸軍に入隊。
しかし、日露戦争では戦死よりも病死の方が多く、もし無理に誘わなければ弟は苦しまずに死ねたかもしれないと悔やんでいたのです。
弟を死に追いやったのはオレだとしんみりする菊田。
話を聞いた杉元は軍帽を被り、
「入隊のきっかけは菊田さんだったにしろ、決めたのは弟さんだった」
「もう自分を許して前を向いたらどうですか?」
と、諭したのです。
この時、菊田には杉元が亡くなった弟に見えていました。
その直後、「オレは不死身だからそう簡単には死なない」といった杉元は、いつもの杉元に戻っていて…。
ちなみに、良いことを言っていますが、股間を隠していた軍帽を被っているので、杉元はふりちんです。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|次会うときは初対面として…
杉元の入隊への意志が固いと知った菊田は、軍帽を杉元に譲ることにしました。
去っていく菊田に、勇作に花枝子嬢とのことを伝えてほしいと叫ぶ杉元。
「勇作にはほかの未来に進む選択肢もあるのだから選ばせてあげてほしい」といいますが、すでに勇作の件は陸軍全体の問題。
失敗した菊田も陸軍にはいられなくなり、もし今後、陸軍でまた会うようなことがあれば、今回のことはきれいさっぱり忘れて初対面という体で仲良くしようと、その場を去っていくのでした。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|尾形も中央のスパイ
陸軍第一師団団長・奥田秀山中将に呼ばれた菊田は、第7師団への転属と、中央のスパイとして暗躍するよう命じられました。
鶴見中尉が暴走しないように見張ってほしいとのことですが、この場には尾形も同席しています。
実は尾形も中央のスパイ。
しかし、共倒れを防ぐために各々で動かなければなりません。
奥田から、お互いの邪魔はしないように動けと命じられる2人。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|回想終了
場面は変わり、杉元の回想へ。
1904年。
二〇三高地で戦死した仲間たちを見つめる杉元。
視線の先には、仲間に囲まれ、頭から血を流して倒れる勇作の姿が…。
生きているのか死んでいるのか定かではありませんが、最後は杉元を見るかのように、目をバチっと開いたシーンで回想は終了となりました。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|暗号解読に向けて
ようやく目を覚ました杉元。
電車内ではアシリパたちが暗号解読を続けています。
アシㇼパが睨んだ通り、「ホロケウオㇱコニ」が暗号解読のカギ。
「ホロケウオㇱコニ」の音の漢字が入っていない刺青人皮は偽物で、本物の皮同士を重ね合わせると合致。
その様子を見ていた土方は、「漢字が詳しくないであろうアシㇼパに敢えて漢字の暗号を与えたのは、和人と協力して暗号を解読しろというウィルクなりのメッセージなのではないか?」といいました。
一方、白石は、「アイヌのために和人を利用しろっていう、したたかな伝言かもよ」と茶々を入れます。
そんな2人のやり取りをよそに、アシㇼパは解読を続けます。
次に重要となる手掛かりは、房太郎が残してくれた1枚の金貨。
ウィルクが作って支笏湖でなくしたものです。
この金貨には、どの線にも交わらない一本線の模様がありました。
そして、同じ模様が刺青人皮にもあったのです。
アシㇼパはこの模様が何か重要な意味があるのではないかと考えているようですが…。
ゴールデンカムイ279話ネタバレ|菊田が撃たれる
その頃、鶴見も暗号を解読。
「解けた」という鶴見の一言に、鯉登、月島、二階堂、菊田はざわめきます。
皆が「これで金塊争奪戦が終わるのか」と身構える中、鶴見だけは「本番はこれからだ」と呟き、至近距離から菊田を撃つのでした。
ゴールデンカムイ279話ネタバレまとめ
ゴールデンカムイの前話278話は、勇作さんの童貞防衛作戦。
しかし、花枝子は杉元と結婚したいと言い出しますが、ハマ子の説得のおかげで花枝子は杉元との結婚を断念。
最新話速報としてゴールデンカムイ279話のネタバレを紹介してきました。
ゴールデンカムイ279話では、杉元と菊田の過去回想が終了し、暗号解読の場面が描かれました。
「ホロケウオㇱコニ」と房太郎の金貨で暗号解読を目指すアシㇼパ。
一方、鶴見は一足先に暗号を解読した様子。
二階堂が「これで金塊争奪戦が終わる」とつぶやく中、鶴見は菊田に向かって発砲したのです。
今後のゴールデンカムイの展開も気になりますね。
以上「【ゴールデンカムイ279話ネタバレ】尾形は中央のスパイで菊田撃たれる!」と題してお届けしました。