ワンピースの物語の中で「ラフテル」は最大のテーマです。
ワンピースにおいて、ここが物語の終着点、ゴールといっても過言ではありません。
作品のタイトルにもなっているONE PIECE、海賊たちがこぞって探し求めるひとつなぎの大秘宝がここにあると、作中で何度か明言されてきました。
ロジャーがたどり着いた最後の島ラフテルとはいったい何なのか?
ラフテルがDの頭文字を持つ一族の王国だったのではという推測もあります。
今回は「ワンピースのラフテルはDの頭文字の一族の王国だった?ロジャーが見つけた最後の島の正体とは?」と題しお届けします。
目次
ワンピースのラフテルはDの頭文字の一族の王国だった?
ワンピースのビンクスの酒
この歌がただの宴好きな海賊の歌と思いきや
リオポーネグリフをラフテルに届けろって意味のDの一族の歌やったとわ、、、空にゃ輪をかく鳥の唄(リオポーネグリフを作った光月家の家紋) pic.twitter.com/aH8ljRh8C1
— ☆SiNちゃん☆シティダンク(そーくん) (@soushin_JIYONG) January 13, 2020
ラフテルについては物語の核心だけあってさまざまな憶測や考察が飛び交っています。
ラフテルとは何なのでしょうか?
ひとつの隠された王国の存在
オハラの考古学者クローバー博士は、政府に禁じられ違法とされているポーネグリフの解読でひとつの王国の存在に気づきます。
しかしこの王国は政府との戦争に破れ、滅びてしまっています。
その戦争の引き金となっているのが、この王国の”思想”や”存在”に対する恐怖でした。
そして現在の世界政府もまた「D」の隠し名を持つ存在にやけに過剰に反応します。
この、ひとつの強大な力を持った王国とラフテル、「D」の隠し名を持つ一族。
ここに何らかの繋がりがあるのではないかと考えられます。
ロジャーがラフテルにたどり着き世界の秘密を知ったとき、Dの秘密も知ったようです。
「D」の隠し名を持つキャラクターはこれまでもたくさん登場してきました。
もしラフテルが、彼ら「D」の隠し名を持つ一族の先祖の故郷であったとすれば、ラフテルは種族や思想を超えた自由の国のようですね。
ラフテルは巨大な王国だった?
先述した通り、ラフテルは強大な力を持ったひとつの王国だったのではないかという予想ができます。
ロビンの故郷である考古学の島、オハラの学者クローバー博士が秘密裏に解明しつつあった情報ですが、その極秘研究が世界政府の最高権力である「五老星」にバレると容赦なく殺されてしまいました。
世界政府や「五老星」の反応からするとラフテルや巨大な王国、それにまつわる「空白の百年」の話は口にすることさえ禁止されていたような雰囲気でした。
政府は何を恐れているのでしょうか?
ラフテルに隠された秘宝、世界の秘密、強大な力を持った王国の復活どれもあり得そうです。
いずれにせよ、大海賊時代を生きる海賊たちが目指す「ワンピース」=「ラフテル」には、金銀財宝以上の、世界政府と対立する何かが隠されているということでしょう。
ラフテルの場所を示すポーネグリフ
ゾウのモコモ公国のくじらの森には「ロードポーネグリフ」というものがありました。
これはこれまで作中に出てきたポーネグリフとは違い、ラフテルのある場所を示している重要な遺産です。
この「ロードポーネグリフ」は世界に四つあり、すべてをつなげたときにラフテルの場所が導き出されます。
しかし、そのうちふたつは四皇のカイドウ、ビッグマムが所持しているとの描写もありました。
ラフテルにたどり着くにはこのポーネグリフを集め、刻まれた文字を読み解く必要があります。
ラフテルにあるとされる巨大な一つの王国が「D」の一族の故郷だとしたら、「D」の隠し名を持つ誰か一人くらいはポーネグリフを読めてもいい気はしますが、長い歴史の中でそれも失われていった知識なのでしょうか。
世界政府が恐れるラフテルの何か
いずれにせよ、41巻でクローバー博士が話した巨大な王国の存在は、世界政府の反応を見るに実在したものだと想像できます。
そしてその王国の”思想”と”存在”を世界政府は恐れている。
海賊がそこへたどり着き、ロジャーが置いてきたすべてを手に入れたとき、その王国が復活し世界に大きな影響を及ぼすような出来事が起こるのでしょうか?
実際にこれまでただ海賊がのさばるだけだった時代が、ロジャーがラフテルにたどり着き海賊王となったことで大海賊時代の幕開けとなり、世界は大きく変わりました。
世界中の自由を求める人間たちが海に出て、ロジャーが死に際に放った一言を信じて競い合うこととなります。
時代や世界を変えてしまうという意味では、クローバー博士も言っていたように強大な力を持った王国がある、と言えますね。
ワンピースロジャーが見つけた最後の島ラフテルの正体とは?
クロッカスさん、名前の由来を知った上でこんな重々しい態度でラフテルの説明してたのか… pic.twitter.com/SbDZWKgTyL
— 植栖価値 (@weskac) January 4, 2020
ラフテルとはその島を見つけたロジャーが命名した名前だったのです。
Laugh Tale(ラフテル)
ロジャーはたどり着いた名もなき最後の島で見たものに圧倒され、まるで笑い話だとこの名をつけたようです。
800年間誰も辿り着けず踏み入れなったその島は、ずっと無名の島だったのですね。
これほど誰も辿り着くことができない幻の島ラフテル。
海にぽかんと浮かんでいるただの島とは考えにくいですよね。
ロードポーネグリフ四つを読み解き、示される四つの地点を結んだ中心にその島はあるといわれています。
ロジャーは白ひげにラフテルへの生き方を教えようかと言っている回想シーンがありました。
白ひげは興味がないと断っていましたが、なにか普通ではない特別行き方があるようです。
ポーネグリフを読むことができ、何らかの条件を満たし、ロジャーたちが一度冒険をやり直さなければたどり着けない島、ラフテル。
回想シーンや説明の中ではまだその全貌に靄がかかっています。
ポーネグリフが示す最後の島がラフテル
先ほど言ったように、四つのロードポーネグリフが指し示す先にあるのがラフテルだという説明は作中にもあります。
ポーネグリフは三種類あります。
ポーネグリフ
通常のポーネグリフです。これには世界を破壊しかねない古代兵器の呼び起こし方などが記載されているようです。
リオ・ポーネグリフ
これにはまだ謎の多い「空白の100年」について記載されているようです。
ロード・ポーネグリフ
こちらがほかの石碑とは違い、赤い石に古代文字が刻まれた、ラフテルへの行き方を示す重要なアイテムとなります。
このロード・ポーネグリフ、ひとつはビッグ・マム、ひとつはカイドウ、もうひとつはゾウにあり、残りの一つの所在はまだ不明となっています。
これを揃えなければならないとなると、まだまだ大きな衝突が起きる予感がします。
ラフテルに行きたい猛者たちが手に入れたいとするロード・ポーネグリフですが、手に入れたところで読めなければただの石です。
ルフィたちはラフテルにたどり着けるのか?
ルフィの船には、その古代文字を読むことができる考古学者ニコ・ロビンがいます。
ですが現状麦わらの一味の手元にロード・ポーネグリフはひとつもありません。
海賊王を目指すルフィがラフテルにたどり着くためには必須のアイテムですが、この先どのようにして四つを揃えていくのでしょうか?
ワノ国編に突入したことで物語は大きく進んではいますが、まだまだ冒険は続きそうですね。
なによりロード・ポーネグリフさえ手に入れればラフテルへ行ける、ということでもありません。
ロジャーが旅の途中に何かに気づき、その条件を満たすために冒険をやり直したことを考えると、ほかにもまだ必要なアイテムがあるのかもしれません。
例えばポーネグリフの指し示す古代兵器。
プルトン、ポセイドン、ウラヌス。
プルトンは軍艦、ポセイドンはしらほし姫でしたがウラヌスはまだ明かされていません。
これらもまた、ポーネグリフが示す最後の島、ラフテルになにか関係してくるのでしょうか?
ラフテルにたどり着いたのはロジャー海賊団のみ
ワンピース本編の中で、ラフテルに上陸したのはロジャー海賊団のみだというセリフがあります。
ロジャーの船に船医として乗っていたクロッカス本人の口から語られた話です。
過去800年間、誰も辿り着けず誰も見つけられなかった島を見つけ、海賊王となり、無名の島だった終着点を「ラフテル」と名付けた。
そしてそれ以降また誰にも見つけられていない幻の島です。
ここにたどり着くことが海賊としてのゴール、になるわけですが、白ひげはそこへの行き方を聞くことを断り、それまで同行していたシャンクスもラフテルを目指している様子がなく、金銀財宝の収集家であるバギーでさえ、海賊王という名誉は欲っせどその島の宝について言及することはありません。
唯一辿り着いたロジャーがそこで何を見たのか、知ってしまった「世界の秘密」とはなんだったのか、
クロッカスやレイリーでさえ、進んで話すことはない終着点。
解明されるのはルフィがそこへたどり着いたときの話になりそうです。
ラフテルの正体のツイッターでの考察
予習でオハラの所読んでたんだけどクローバー博士が”五老星”と”世界のトップ”って言ってるね。世界のトップはイム様。いやー気づかなかったわ pic.twitter.com/4rNLjyLPRi
— なぴお (@tomato_sinbunsi) January 5, 2020
「ビンクスの酒」の最後の歌詞は、
果てなし=終わりなし(ラフテル到達後に導き出す答え次第では 冒険を始める必要がある?)
あてなし=目的を無くす(歴史を知ったところで、条件が揃わないと何も行動が起こせない)
笑い話=歴史の真実。どうしようもなく笑える話。
という意味?#ジャンプ pic.twitter.com/6uKNAOC9Mj
— mana (@mana__) January 4, 2020
この23年間で散りばめられた伏線が最終回に向けて駆け足で回収されだしている
”ラフテル”と名を付けたのはロジャー自身だった
Laugh Tale(笑い話)
作中のBGMで流れてたビンクスの酒の歌詞は『果てなし あてなし 笑い話』
で終わる。
歌詞の内容に空白の100年を紐解く内容が隠されてる気がしてきた pic.twitter.com/VsuGxxuJiE— GOODMAN® (@GOODMAN55152105) January 4, 2020
バギーはラフテルに行けなかった事が確定…
これもスタンピードの特典で判明した事ですねバギーだけじゃなくシャンクスも行かなかったのは初出 pic.twitter.com/Ygxc298VoH
— るいん@ネタバレ専用垢 (@Ruin_ntbrAll) January 4, 2020
レイリーが2年前に言ったセリフ「俺たちは早すぎたんだ」この頃から何かが足りないのは知っていた私。きっと産まれた時代、海賊になった時代でも知った人がいなければ意思は継げなかったはず!間違えてないんだ実はね。#ワンピース考察 #レイリー #ロジャー#Dの意思 #ラフテル pic.twitter.com/mIavwaujjM
— エィミ@ワンピース考察💫トレクル専用 (@Fkw5w9rP88339hc) January 8, 2020
ラフテル=ロジャーが命名した「笑い話」だったとは…
ポーネグリフを読み解いた上で大笑いだけど、当時まだ生まれていない「しらほし」がかなり重要なキャラであることを実感。
そういう意味でロジャーとオハラの一族は急ぎすぎたから未来に託した…?
あの宝に古代兵器がどう関わっているのやら… pic.twitter.com/Islsuw6Qhw— Kタカ (@HitUltra) January 6, 2020
【陸】プルトン ビビ
【海】ポセイドン しらほし
【空】ウラヌス ナミ富、名声、力、この世の全てを手に入れた男、ゴールドロジャー=ルフィ
支配=天竜人
自由=D
天竜人は自由を恐れるから
Dは天敵
自由=オールブルー=ONE PEACE
ルフィが古代兵器を使って天竜人(ラフテル)を倒す。— ワグネリアン大好き@京成杯 (@ramucoco1221824) December 14, 2019
SNS上でもさまざまな考察や意見、感想が上がっていました。
まとめ
ここまでワンピースのラフテルと「D」の一族の関係を考察してきました。
ラフテルにある強大な力を持った王国、そこに住んでいたのミドルネームに「D」を持つ一族だったのではないか。
「D」とは何からとられた頭文字だったのか。
ラフテルや「D」の一族、どちらもまだ謎が多いことばかりですが、古代兵器を呼び起こすことができる、世界政府に疎まれているなどから「神」の対義であるという説は有力ですね。
この先ルフィたちがたどり着くであろうその島にいったい何が待ち受けているのでしょうか?
ただ金貨や宝石がたくさんあるだけの島ではない、世界を変えてしまう秘密を持ったラフテルに期待が膨らみます。
以上「ワンピースのラフテルはdの頭文字の一族の王国だった?ロジャーが見つけた最後の島の正体とは?」と題しお届けしました。