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ワンピースのおトコの正体とは?日和や父やスマイルについて考察

ワンピースのおトコの正体とは?日和や父やスマイルについて考察
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週刊少年ジャンプ本誌掲載のワンピース最新話にて「新鬼ヶ島計画」が明らかになり、いよいよカイドウとルフィがぶつかるのが目前となってきました。

手に汗握る展開が続いていますが、ワノ国編の重要人物の一人である「光月おでん」の娘、光月日和と、同じく重要人物「トの康」の娘、おトコの行方が分からなくなっています。

二人は戦う力がないのでどこかで身を潜め、戦いの行方を案じてるのだとは思いますが、ワノ国編ではかなりの重要人物である二人の同行は気になりますよね。

特におトコはスマイルの被害者であり、目の前で父親が処刑される様を目にしているので、健全な精神状態とは言えません。

日和が「小紫」として身を偽っている時も、その正体を知る日和の数少ない理解者でもあるので、おトコはまだ何か重要な役割がありそうです。

ワノ国編も大詰めになってきたカイドウとルフィの戦いに、おトコは今後どのように関わってくるのでしょうか。

おトコの過去や、その周囲の人物を探りながら、彼女の今の状況を考察していこうと思います。

今回は「ワンピースのおトコの正体とは?日和や父やスマイルについて考察」と題しお届けします。

 

ワンピースのおトコの正体とは?

ワノ国の少女おトコの初登場は、サンジが町内で蕎麦屋として潜伏している時にお蕎麦を食べに来たところからです。

本名は「トコ」ですが、名前の前に”お”をつけて呼ぶように言うので、「”おトコ”だけど男じゃないよ」と繋げて自己紹介していました。

常に笑顔を浮かべていて、周りもその笑顔につられて笑ってしまうという一面があります。

その後は小紫付きの禿(かむろ)として登場し、オロチの宴に参加した際に「オロチを笑った」という謂れで執拗に命を狙われると事になり、小紫こと光月日和とともに逃亡ます。

逃亡していた先でゾロに助けてもらいましたが、オロチによって父親が目の前で公開処刑されてしまい、現在は編笠村にて保護されているようです。

 

おトコの父親は?

おトコの父は、光月おでんと同じ白舞の元大名である、霜月康イエこと「トの康」です。

かつて覇気がある風貌と厳格な性格から、霜月の大名として次期将軍と目されるほどの評判でしたが、若い頃のおでんを未来の将軍と見込んで将軍になるように鼓舞していました。

またおでんの父がまだ政権を握っていたころ、まだ肩書も何もないオロチを召し抱えていました。

その後オロチがワノ国の実権を握り、おでん処刑後は他大名とともに仇討ちをしましたが彼以外は無念のままに散り、生き残った康イエはトの康と名を変えてえびす町に隠れ住みます。

自身もスマイルの中毒の被害に遭いますが、えびす町の人々を励ましあって生きてきたようです。

しかし錦えもん判じ絵が露見し、多くの同志が投獄されたことを知ると、ワノ国で手配されている丑三つ小僧に扮して盗みを働き、捕まってしまいます。

さらに「判じ絵は自分が作ったいたずら」と偽証し、同志たちには密かに新たな集合場所を示して、そのまま実の娘であるおトコの目の前で処刑されてしまいました。

その遺体はフランキーとカン十郎によって、九里にて埋葬されたようです。

 

ワンピースのおトコと日和との関係やスマイルについて考察

おトコと日和の関係やスマイルについても考察していきます。

 

おトコと日和との関係は?

上述しましたが、おトコは小紫付きの禿として登場しています。

ワノ国のトップアイドルである花魁で、見ただけで失神するものが後を絶たないほどの美しさを持つ、まさに女の「完全体」と称される小紫。

花魁はその着付けや身の回りの世話を一人ではできないので、禿と呼ばれる未来の花魁候補に身の回りの世話をさせます。

小紫はその世話係の禿としておトコを選び、小紫はおトコを可愛がっていたおり、おトコ自身も小紫に懐いていた様子でした。

また小紫は光月おでんの娘、日和であるという素性をおトコは知っており、数少ない理解者であり親友として傍に仕えていたようです。

おトコがオロチに命を狙われたあとは、小紫の死を偽造した日和とともに逃亡しました。

 

おトコとスマイルの関係は?

常に笑顔で、周囲の人々もつられて笑わせてしまいますが、時に争いの引き金になってしまうこともあります。

父、トの康が目の前で殺された時も、泣きながら大笑いをし続けていたおトコでしたが、その笑顔の裏には人造動物系悪魔の実「スマイル」の悲劇が隠されています。

元七武海ドフラミンゴがシーザー・クラウンに作らせていたスマイルを、自身の部下の強化のために大量に買い込んでいたのがカイドウでした。

スマイルの最大の特徴ともいえるリスクは、必ずしも能力を得られるわけではなく、10人に一人はその副作用に苦しむことになるということです。

その副作用が、「笑顔以外の表情を失ってしまう」という症状が、死ぬまで続くということです。

ワノ国で自分の圧政に苦しみ嘆く国民が絶えないことを知ったオロチが、食べ残しのスマイルを食料の配給に混ぜて、強制的に食べさせるように仕向けたのです。

特に被害を受けたのがえびす町で、飢えた町人たちはその果実の怪しさに薄々気が付きながらも、食べずにはいられず、えびす町無理矢理笑顔が絶えない地に変えてしまいました。

当時えびす町に潜伏していたトの康とおトコもその被害に遭ってしまい、笑い以外の感情をその顔に浮かばせることができなくなってしまいました。

父親が目の前で殺されたおトコを見ながら、不幸をもたらしながらそれを顔に表すことすらできない状況を、日和は地獄と称します。

きっと日和は、花魁「小紫」として周りを欺き仮面をつけなければならない境遇と、幼くして無理やり「笑い」という仮面をつけさせられたおトコの境遇を、重ねているのでしょう。

だからなおさら日和はおトコのことを可愛がっているのではないかと思われます。

 

ツイッターでおトコがかわいそうという声が多数

 

まとめ

日和の正体を知り、日和を支えてきた数少ない理解者であるおトコ。

スマイルによって笑顔以外の感情を表情に浮かべることができなくなり、さらに目の前で父トの康が処刑されてしまったことは、読者にも大きな爪痕を残しました。

今まで浮かべていた笑顔の裏側を知ってしまうと、「おトコの境遇が辛過ぎる」という声が多く聞こえます。

このような残酷な境遇に貶めたオロチは、ワンピース985話にてカイドウに討たれて死亡しまいましたが、一番の原因を作ったカイドウがまだ健在です。

もし日和が鬼ヶ島の討ち入りの場に来てしまうのならば、おトコもきっとその場について来て、オロチやカイドウに父トの康の敵討ちをしようとするかもしれません。

おトコ、そして日和はこの後どのように物語に影響を与えるのでしょうか?

以上「ワンピースのおトコの正体とは?日和や父やスマイルについて考察」と題しお届けしました。

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