週刊少年ジャンプで連載中の「僕のヒーローアカデミア」通称ヒロアカ。
誰もが「個性」と呼ばれる特殊能力を持って生まれてくる中で、ヒーローとヴィランが対立する世界が舞台です。
そんな中、主人公たちと対の存在として描かれているのが、悪の組織である敵連合。
その敵連合のリーダーである死柄木弔。
常に顔や身体にいくつもの「人の手」をつけていて、少し不気味なキャラクターでしたが、原作でその過去が描かれ、父親や姉との確執も判明することでキャラクターが分かってきました。
そして本名や、オールマイトのかつての師・志村菜奈との関係も明らかにされています。
そんな死柄木の過去や正体について考察してみました。
今回は「ヒロアカの死柄木弔の過去とは?顔の手や父親や志村や姉との関係や本名正体を紹介」と題しお届けします。
目次
ヒロアカの死柄木弔の過去に何があった?
菜奈さんを見る限り転弧くんの髪はスモークのかかった黒だと予想。。。
だけど目の色はどうなのかしらうーむ。。。
華ちゃんが黒だとしたら転弧くんはおそらく違う色なのだけど、無難なのはやはり赤なのかしら。。。
パパ▷▶︎▷▶︎華ちゃん
ママ▷▶︎▷▶︎転弧
な感じで遺伝してる感じかな? pic.twitter.com/BpEdnqiDL8— りん仔ᵕ̈* (@mog_mogmogmi) February 11, 2020
死柄木弔の過去は原作235話、236話で明らかにされました。
ヒーローに憧れた幼少期
死柄木は小さいころ、「志村転狐」という名前で家族とともに暮らしていました。
転狐は、ヒーローに憧れ、ヒーローを目指している心優しい少年でした。
しかし、彼は「無個性」だったのです。
更に、ヒーローを軽蔑し否定する父親からヒーローごっこを禁止され、それを破ると激昂されるなど、厳しい抑圧のなかで暮らしていました。
転狐はストレスによる全身のかゆみを堪えながらも、それでもヒーローになる夢を諦めきれませんでした。
家族の崩壊
父親の暴力とそれを止めてくれない家族に不信感を覚える転弧。
ついにストレスは爆発し、それが引き金となって転狐の「個性」が目覚めます。
個性「崩壊」。
5本の指で触れたものを塵にしてしまう恐ろしい個性です。
その個性で、瞬く間に家族全員を崩壊させてしまいました。
家族を自分の手で破壊してしまった転狐が抱いた感情は、「かつてないほどの喜び」でした。
OFAとの出会い
家族を自分の個性で殺し、孤児となった転弧はOFAに拾われます。
自分を肯定してくれるOFAの元で、死柄木という苗字と「弔」という新たな名前を与えられ、ヴィランとして生きて行くことを選んだのです。
ヒロアカの死柄木弔の父親はどんな人だった?
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
ヒロアカの志村弧太朗と家族 最新巻のプロフィール見て何とも言えない気持ちになった 彼なりに家族の幸せを願っていたんだなって だからこそ最期はあまりにも悲惨過ぎた pic.twitter.com/smDcmMNAkL— 鍋焼きKotaro (@nabeyaki26) December 9, 2019
ヒーローを嫌い、転弧に暴力を振るっていた父親の名前は「志村弧太朗」。
弧太朗の母親はかつてヒーローでした。
それゆえに家族よりもヒーローとしての仕事を優先し、最終的には弧太朗を置いて死んでしまいました。
その過去から弧太朗はヒーローを忌み嫌い、転弧からもヒーローを遠ざけようとしたのでした。
やり方は暴力的で間違っていますが、弧太朗にも考えがあっての行動だったのです。
ヒロアカの死柄木弔の姉は?
本誌読みました………猛烈にしんどい………死柄木さんクラスタは死にます…
まず手……死柄木さんひ、左手が…
華ちゃんはお姉ちゃんだったんだね。『俺の姉ちゃん』←パワーワード
お母さんめっちゃ美人さん!ちょっとお茶子と冷さんを混ぜたみたいな感じだね…
てか『僕が言ってほしかったのは』って pic.twitter.com/GUW2c9w8oS— 敵県 (@knight_scarlet6) July 7, 2019
姉の名前は志村華。
転弧のヒーローになるという夢を応援してくれる理解者でした。
父親からヒーローになりたいという夢を否定され、泣いている転弧を見かねて、弧太郎の書斎に忍び込み、ヒーローだった祖母の写真を見せ、転弧を励まします。
しかし、そのことが弧太郎にばれ、激昂した弧太郎は転弧に暴力を振るいます。
その時、姉の華は「転弧が見たいと言った」と嘘をついて転弧に罪をなすりつけてしまいました。
華もまだ小さな子どもで、恐怖心から出たしかたのない嘘だったのかもしれませんが、この嘘が転弧の心を深く傷つける結果になってしまいました。
ヒロアカの死柄木弔とオールマイトの師匠の志村菜奈の関係は?
#ヒロアカ
志村菜奈さんかっこいい✨どんだけ怖くても「自分は大丈夫だっ」って笑うんだ 世の中笑ってる奴が1番強いからな pic.twitter.com/m4mUmtYXtx
— あずき (@azuki_mochicha) June 17, 2018
オールマイトの師匠・志村菜奈は、志村狐太朗の母親。
ヒーロー業を優先し、狐太朗を置いて死んでしまったその人でした。
つまり、志村転狐は志村菜奈の孫ということになります。
ヒロアカの死柄木弔の過去についてのツイッターの反応は?
#ヒロアカ
盛大に倒壊する志村家、そして「痒みはもう感じなかった」。前回「お家だと痒いよ」と言ってたので、転弧の痒みの原因はやっぱりこの家そのものだったのね。弧太朗さんの建てたこの家は転弧にとって否定の象徴であり、それが今回ブッ壊されたことで漸く転弧はそこから解放された訳だ。#wj34 pic.twitter.com/qFcMLSwEt9— コウ (@s_g_hrak) July 21, 2019
死柄木弔の過去についてのツイッターでの反応は以下の通りです。
転弧くんのこと考えるとほんとあの家庭の歪みっていうものがさ 事件の後転弧くん罪悪感覚えてるから何もかもが壊れてしまってたわけじゃなかったんだなあ…そう考えると余計に転弧くんの置かれた状況がつらい
— ○ (@8hGRtXF46KeHePa) April 25, 2020
ヒロアカは皆好き過ぎて、今の所最推しっていう最推しは居ないんだけど
死柄木の過去の話を見て泣いた…(´;ω;`)人生の分岐点は自分が助けを求めて伸ばした手を、誰が握ってくれるかで大きく変わってしまうんだ。
エリちゃんみたいに、転弧くんを救ってくれる人が居たなら…可哀想な転弧くん…— まさき (@masaki_cs) April 20, 2020
でも衝撃的だったというか印象が残ったのはやっぱり[志村転弧 オリジン]だったよね……
育った環境は違うけど、転弧くんとでっくんが重なってしまう……言って欲しかった言葉がおそらく2人とも一緒で、でっくんは十数年後に言ってもらったけど、言ってもらえなかった転弧くん…はぁ……そうか……— 凛 (@hr_034) August 20, 2019
つまるところ、志村転弧は産まれながら悪の因子を持った男であって、家族を皆殺しにしたあの出来事は「歪みの発露の『きっかけ』」ではあっても、「転弧を『歪めてしまった』悲劇」ではないんですね。
最初から歪んで生まれた人間が、矯正されずに歪んだ一生を歩みだしたと、そういうわけです。
— ハンセイ (@neoamakusa) July 29, 2019
転弧をヒーローにしないために息子である彼を否定し続けた志村弧太郎と、転弧をヴィランにするために彼を肯定し続けて、死柄木という自身の苗字と弔という新しい名前を与え、転弧をまるで自身の息子のように扱うAFO。
ヒーローのように手を差し伸べ父親のように受容する先生パナイ#ヒロアカ #wj35— ヒロアカ研究所 (@heroaca_labo) July 28, 2019
ヒロアカの死柄木弔の過去まとめ
ヒロアカの敵連合のリーダーである死柄木弔、本名は志村転弧。
彼の顔や身体を覆う複数の「手」の正体は、かつて自分が跡形もなく消し去ってしまった家族の「手」でした。
父親に暴力を振るわれ、母も助けてくれない、姉は自分を裏切り、追い詰められた転弧が、自分の手で家族を崩壊させてしまうという、壮絶な過去が明らかにされました。
そして、死柄木弔の正体が、オールマイトのかつての師匠・志村菜奈の孫だという関係性も明かされています。
この壮絶な過去を知ると、キャラクターにより深みが増してくる感じがありますね。
現在、より強大な力を手に入れるために、ドクターによって改造手術を受けている最中の死柄木ですが、今後彼はどうなってしまうのでしょうか?
これからも、彼の運命の行方から目が離せません。
以上「ヒロアカの死柄木弔の過去とは?顔の手や父親や志村や姉との関係や本名正体を紹介」と題しお届けしました。
