ワンピース、ワノ国編がいよいよ最高潮に達してきましたね。
ワノ国を牛耳っている、カイドウ率いる百獣海賊団の根城である鬼ヶ島へとむかう錦えもん達のところから、侍魂が見られて興奮しっぱなしですよね。
ところでこの討ち入り、最初に鬼ヶ島に攻め込もうと他の侍たちの集合場所は常影港とばかり思っていましたが、実は刃武港の波止場だったという話を覚えていますか?
オロチに処刑された康イエが、一度バレてしまった判じ絵に2本の線を引き、「ハブ」を「トカゲ」に変えたという意味だと、最初は思っていました。
しかし本当の意味は「ハト」だったので、幸運にも「トカゲ」だと思っていた内通者のカン十郎を罠にはめることができました。
しかしなぜここで判じ絵の意味が「トカゲ」ではなく「ハト」だったのでしょうか。
それにはワノ国の地理に関係したり、特殊な解読方法があったからです。
今回は「ワンピースの判じ絵の意味はハト?場所がバレたため康イエ(やすいえ)がトカゲに変更した?」と題しお届けします。
ワンピースの判じ絵の場所がバレたため康イエ(やすいえ)がトカゲに変更した?
この言い方が気になる。
約束の港=トカゲ港なのに
何故遠回しに言うんだ? pic.twitter.com/FdSYGkheEf— ONE PIECE考察垢 (@onepiece_twou) October 22, 2019
最初に錦えもんが決戦の日と集合場所を示した判じ絵には、「火」と「鳥二羽」と「ハブ(ヘビ)」が描かれていました。
これにはそれぞれ、「火祭り」の日に、「夕刻酉二つ」のときに、「刃武(ハブ)港」にて集合、という意味があったそうです。
しかし、これが足首に逆さ三日月を持つ同志の侍たちに配っている途中に、何者かの手によってオロチ側にバレてしまい、多くの侍たちが投獄されてしました。
しかしオロチに捕まったトの康こと康イエが、磔になりながらも「この判じ絵は自分が作ったイタズラで、これに怯えるオロチは小心者だ」と偽証しました。
康イエのおかげで錦えもんたちは難を逃れるのですが、この後ナミはペポから、康イエが残した新しい判じ絵を見せてもらいます。
それはハブに二本の線が足されていたもので、錦えもんはとっさにその意味を理解し、また「これはワノ国の港の名を知らねば理解できぬ」言います。
ワノ国にはそれぞれ動物の名前が付いている港がいくつかあるようですが、鬼ヶ島に近い港は白舞にある「刃武(ハブ)港」と、兎丼の「常影(トカゲ)港」のどちらかです。
ハブに足された二本の線は足を表し「トカゲ」になり、つまり兎丼の「常影(トカゲ)港」になると錦えもんは語りました。
こうして、錦えもんは同志たちに「約束の港で会おう」と告げ、決戦当日に他の仲間とともに「常影(トカゲ)港」へと向かいました。
ワンピースの判じ絵の意味はハト?
ワンピースのワノ国編が空白の100年とかのワンピースの歴史に絡んでておもろい
ただ、個人的に康イエの判じ絵が理解できなかった錦えもんは超笑った pic.twitter.com/BjwrarGVW9— おち (@fobw3r12yIk67KF) March 26, 2020
内通者であったカン十郎の密告によって、兎丼の常影港に集めていた船は全部破壊され、さらに用意周到なオロチの策略でほかの港の船も破壊されていました。
絶望する錦えもんたちですが、そこに現れたのは赤鞘九人男の一人、20年前からずっと「狂十郎」と偽って生き延びていた傳ジローとその一派でした。
傳ジローは康イエが残した暗号の本当の意味を語りだします。
ハブの腹を二本の線で打ち消すのは、謎解きの判じ絵によくある技法で「文字抜き」もしくは「中抜き」を表しているといいます。
「はぶみなと」の両端の以外の三文字を抜くと、「は」と「と」が残って答えが「ハト」、つまり「波止場」を意味するようになります。
康イエがかつて愛した、もみじ林のある「刃武港の波止場」が集合場所だと気が付いた同志たちは、必要な船以外をオロチの思惑通りになるように捨てて、鬼ヶ島に出港したのです。
傳ジローは錦えもんが内通者を暴き出すために、わざと間違えたふりをしたのだと知り、錦えもんを迎えに来たのだといいました。
切れ者の錦えもんに興奮する傳ジロー、歯噛みするカン十郎に、当の錦えもんは真顔を貫いていました。
「トカゲじゃなくて、ハトって読むのか」と内心思っているようで、一計でもなんでもなく単なる錦えもんの思い違いだったそうです。
しかし、これでカン十郎という内通者が炙り出せたので、僥倖ともいえるでしょう。
こうして無事、逆さ月の刺青を入れた同志の侍四千二百人と、傳ジローの部下を合わせた、総勢約五千人の侍の軍勢が無事に鬼ヶ島へとたどり着くことができたのです。
ツイッターの反応は?
いやあしかしワンピース最新話、てっきりきんえもんが実は内通者をあぶりだすために策を企てていたと思ったら完全に判じ絵を勘違いしていて助かったとか予想できねえだろwwwww
— 憂は推しCPの攻めが好き@8/23インテ欠席 (@nameui) March 23, 2020
今週のONE PIECE読んでから以前の話を読み返すとすっげぇ面白い!
確かに赤鞘の面々には判じ絵を見せてないし、刃武港には波止があるって言ってるし。
常影港に誰もいない!って絶望するシーンなんてもうギャグにしかなってない…。そりゃいねぇよ…集合場所間違えてんだもん…。
— DN (@denjiro_kg) March 23, 2020
ワンピース975②
康イエの絵はハブの2線を入れお腹を外す→ハブ港の真ん中の文字を取りハト(波止場)に集合という意味であった
これを錦えもんがトカゲ港と解釈を間違えた結果をカン十郎がオロチに伝達した。それが功を奏し軍勢は無事だったのだが
錦えもんは未だにハトと読むという最後のオチおもろいw— ゲチェ山 七太郎 (@makeikusawahana) March 22, 2020
「トカゲじゃなくて、ハトと読むのか」はパワーワードすぎる笑#ワンピース
— とく (@Tokuya180) March 23, 2020
「トカゲ」だと勘違いしていた錦えもん😅
でもおかげて敵に真相がバレずにすみました。
見事な怪我の功名👍
傳ジローも錦えもんの見事な策略と勘違い😆#今週のワンピ— 梓未央 (@mirage_flower) March 24, 2020
デンジロー「さすが錦さんだ!そこに痺れるゥ!憧れるゥ!」
カン十郎「最後の最後に騙されたわ…やべえよやべえよ…」
錦えもん「全ては計算通りだ!(トカゲじゃなくて鳩とかマジかよ…)」
イヌアラシ「嘘つけ」
アシュラ「嘘つけ」
河松「嘘つけ」
雷ぞう「嘘つけ」
菊「嘘つけ」#ワンピース https://t.co/pN9xXrv9Nh— 西郷@SayGo (@Syachi99) April 3, 2020
ワンピースの判じ絵まとめ
ワンピース975話にて、康イエが残した判じ絵の本当の意味が明らかになりましたね。
錦えもんの考察の「トカゲ」から常影港に集まっていましたが、内通者のカン十郎の手によってオロチにバレて、船全部が壊されていた時は冷や汗をかきました。
しかし傳ジローによって語られた本当の意味である「ハト」、刃武港の波止が集合場所で、同志の侍たちはみんな無事であると知り、多くの読者はほっとしたことでしょう。
傳ジローやカン十郎は「トカゲ」は錦えもんの一計だと思い込んでいますが、錦えもんは本当に勘違いしていたようです。
ツイッターの反応を見ても、錦えもんが全然康イエの判じ絵の意味を汲み取っていなくって、笑いを誘っていますね。
しかし、「トカゲ」だと思った錦えもんの説明も納得のいくものだったので、作者のミスリードにまんまと引っかかった人も多いのではないでしょうか。
なんにせよ、約五千人の侍同志たちが無事でよかったとは思います。
以上「ワンピースの判じ絵の意味はハト?場所がバレたため康イエ(やすいえ)がトカゲに変更した?」と題しお届けしました。